レイニーデイ・イン・ニューヨーク (A Rainy Day in New York)
※ネタバレ注意※
作品の内容に触れますので、未鑑賞の方はご注意ください。
ウディ・アレン監督、ティモシー・シャラメ、エル・ファニング主演のラブコメディ。今回もウディ・アレンらしいロマンティックな映像とシニカルさを効かせたストーリーで、軽い気分で観られる良作。この豪華キャストがウディ・アレンの世界観で観られるのが本当に贅沢!
今回は雨のニューヨークが舞台。ヤードレー大学に通うギャツビー(ティモシー・シャラメ)とアシュレー(エル・ファニング)、アシュレーが憧れの映画監督へインタビューの機会を得たことをきっかけに、週末を一緒に過ごそうと2人でニューヨークを訪れます。
その後はいつものウディ・アレン節。アシュレーは好奇心で突っ走りおじさん達を翻弄、ギャツビーとはすれ違い。ニューヨークを案内して回るのを楽しみにしていたギャツビーはがっかりして時間を潰す中、家族、運命の出会い、大切なものを思い出します。
ウディ・アレンらしい黄色がかったライティングと雨がとてもロマンティックで、彫刻みたいに美しいティモシー・シャラメがよく映える!
以下、好きなポイントを箇条書き。
■ティモシー・シャラメの弾き語り!
曲はチェット・ベイカーの「Everything Happens To Me」。本当に素晴らしいです。拝みたい。
■エル・ファニングの女子大生ルック!
ウディ・アレン監督「教授のおかしな妄想殺人」のエマ・ストーンを見た時も同じことを思ったのですが、ベタに女子大生っぽい格好ってあんまり見られないんですよね。
でもこの網タイツ!無自覚におじ様たちにモテまくる役にぴったりのファッションだなぁ…
ヘルシーな下着姿も良かったです。花柄可愛い。
■美術館デート。
ギャツビーとチャン(セレーナ・ゴメス)が訪れるメトロポリタン美術館!わたし美術館が大好きなのですが最近行けていないので、映画の中で見られただけでも嬉しい。エジプトのエリアを使っているのもなんとなく合っていてよかったです。
■ビニール傘もなんかお洒落。
ティモシー・シャラメだから?という話ではなくて、このビニール傘、お椀のような丸っこい形で可愛かったです。ニューヨークではその辺に売っているのか、なにか特別な品なのか。気になります。
■最後に。
ウディ・アレン監督は好きな作品がたくさんありますが、「マンハッタン」や「アニー・ホール」など、過去の名作で観ていないものがかなりあるので、できる限りまとめて観たいです。来年のミッションにしよう!50作品、DVDになっていないものは無理かな…