Favourite directors
好きな映画監督と、それぞれ特に好きな作品をまとめました。
・髪結いの亭主 (Le Mari de la coiffeuse)
・仕立て屋の恋 (Monsieur Hire)
・歓楽通り (Rue des plaisirs)
・橋の上の娘 (La Fille sur le Pont)
好きな作家は川端康成と谷崎潤一郎、なわたしにとって趣味ど真ん中なパトリス・ルコント監督!偏執的、フェティシズム、純愛。パトリス・ルコント監督に限らず、ロマンティックだけどどこか変な映画が大好きです。
"Favourite movies"のポストでも最初に選んだ「歓楽通り」は、思い返すとひとり映画館通いのきっかけだったかなぁというのもあり、個人的な思い入れも強い作品。
ソフィア・コッポラ (Sofia Coppola)
・ヴァージン・スーサイズ (The Virgin Suicides)
・マリー・アントワネット (Marie-Antoinette)
・SOMEWHERE
・ブリングリング (The Bling Ring)
ソフィア・コッポラで1番好きなのどれ?という話題で真剣に語り合うのが大好き!みんな大好きソフィア・コッポラ、世代的に共有できるのも魅力のひとつだったりします。どの作品もサントラが最高。あざといな〜と思いつつニヤニヤしちゃいます。
ちなみにわたしは、上記のうち上の3つでぐるぐるして未だに選べていないですが、やっぱりヴァージン・スーサイズは殿堂入りポジションかなぁ。
今年本当に映画館に行けていなくて、オン・ザ・ロックはまだ観れていません。悲しい。
姪っ子のジア・コッポラも好きです。
ジョン・カサヴェテス (John Cassavetes)
・こわれゆく女 (A Woman Under the Influence)
・オープニング・ナイト (Opening Night)
・アメリカの影 (Shadows)
「インディペンデント映画の父」ジョン・カサヴェテス。確かな現場感覚に支えられた即興演出…なんて正直よくわからない。でも強烈に心に残る監督です。
キューブリックのシャイニングのように細部まで完璧に作り込んだ美しさとは真逆の、自然体で荒さが残るからこその美しさ。ジーナ・ローランズも完璧です。
ポール・トーマス・アンダーソン (Paul Thomas Anderson)
・インヒアレント・ヴァイス (Inherent Vice)
・ザ・マスター (The Master)
・パンチドランク・ラブ (Punch-Drunk Love)
90年代の作品、ブギーナイツやマグノリアの方が評価が高いかもしれないですが、わたしは比較的2000年以降の作品が好みです。いや、上記の3つが大好き、ってだけかもしれない。
特にホアキン・フェニックスを主演に配した上の2つはもう最高。
デヴィッド・ロバート・ミッチェル (David Robert Mitchell)
・イット・フォローズ (It Follows)
・アメリカン・スリープオーバー (The Myth of the American Sleepover)
・アンダー・ザ・シルバーレイク (Under the Silver Lake)
3作それぞれ毛色が違うけれど、全部大好き!イット・フォローズを初めて観た時、ホラー映画なのに青春映画で、どちらとして観ても完成度が高くて感動しました。また見返して、ちゃんと感想書きたいです。
フランソワ・オゾン (François Ozon)
・8人の女たち (8 femmes)
・スイミング・プール (Swimming Pool)
・彼は秘密の女ともだち (Une nouvelle amie)
・しあわせの雨傘 (Potiche)
1〜2年に1本のペースで生み出されているのが信じられない、安心して観られる監督です。クラシカルなファッションと、どことなく漂う品の良さが好き。
最新作グレース・オブ・ゴッドはまだ観られていないのですが、社会派映画らしいです。イメージに無いので逆にものすごく楽しみ。
ヨルゴス・ランティモス (Yorgos Lanthimos)
・聖なる鹿殺し (The Killing of a Sacred Deer)
・女王陛下のお気に入り (The Favorite)
・ロブスター (The Lobster)
2015年作品のロブスター以降、必ず映画館で観るようにしている監督。異様な程の緊張感の中に乾いたユーモア、これ笑っていいの?って迷うこともしばしば。本当に変ですごい。もう中毒です。最近は短編の発表が続いていますが、また長編も撮ってほしいな。楽しみです。